2021.07.30
~作品づくりに込めた意味~
こんにちは。九重町デイサービスセンター笑来庵(わらくるあん)の杉野です。
今回は作品づくりについてご紹介したいと思います。
まず、作品づくりに限らず、体操や役割活動(家事活動等)、レクリエーションとプログラムはこちらで用意しているわけですが、プログラムが「あるから参加している」のか「魅力的に感じて主体的に参加している」のかということが、認知症の方への関わりにおいてはとても大切なことだと思っています。
どんな作品づくりを行うかの決定ポイントは「季節を感じる」「懐かしさを感じる」「会話が増える」の3つがあり、毎回このうち2つは満たすものを考えています。
7月の傘作りでは「梅雨の季節であることを感じてもらう」「色を多く使ってかわいらしさや出来上がりを見ながら達成感を感じて会話を増やす」という2つのポイントを押さえて取り組みました。
一人ひとりの作業ペースだけでなく、できるかできないかの評価も行いながら、できない部分のサポートやあらかじめパーツを作っておくこと等を作品づくり予定日に合わせて準備していきます。
準備中にはご利用者さんから「いっぱいきれいな色の紙使って今度は何を作るの?」「それ手伝おうか?」とお声をかけてくださることがあります。ここには少しスタッフの意図的な関わりがあります。
自分から「やってみようか」と思えるような状況を作る為に、ご利用者さん一人ひとりが取り組めそうな準備作業を近くで意識的に行っています。今回の作品づくりでも集中していただきながらも会話も多くありました。
九重町デイサービスセンター笑来庵では一人ひとりに合わせた主体的な活動への参加を今後もサポートしてまいります。
~トピックス~
8月末まで無料体験キャンペーンを行っております。デイサービスのご利用をご検討されている方はこの機会に是非お気軽に体験利用をしてみませんか?
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