2021.10.18
定期巡回・随時対応型訪問介護って?
介護事業部の谷田です。
岸田新総理が就任されてから、介護職員の処遇(賃金)を上げるニュースを目にするようになりましたね。
財源や支払い方など色々と検討することがあるとは思いますが、ちょっと期待しています(^^♪
さて、前回は小規模多機能型居宅介護をご紹介しましたが、本日はもう一つの花形サービス「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」に触れてみたいと思います。
ひらがなで書くと、「ていきじゅんかい・ずいじたいおうがたほうもんかいごかんご」と呪文のような、早口言葉のような言いづらい言葉で、このサービスが始まった頃は、ご説明の際に何回も舌を噛みそうになりました💦
ということで、漢字に戻してみましょう。
・定期巡回→1日複数回、決まった時間に来てくれる
・随時対応→決まった時間以外の急な時にも対応してくれる
・型 →形の
・訪問介護→自宅にヘルパーさんなどが来てくれる
・看護 →更には看護も来てくれる
こんなサービスです。
詳細はこちら
ケアサポート岐阜25
https://www.wakokai.or.jp/search/nursing/caresupport-gifu/
ケアサポート島25
https://www.wakokai.or.jp/search/nursing/caresupport-shima25/
ケアサポート瑞穂25
https://www.wakokai.or.jp/search/nursing/caresupport-mizuho/
恐らく、皆さんはヘルパーさんに対して、女性の方が高齢者の自宅に出向き、掃除や食事の準備、洗濯などをする人というイメージが強いのではないでしょうか。
これらの生活援助のイメージは間違っていませんが、実際は身体の介護を中心として行われていることが多く介護福祉士も大活躍しています。
たた制度上、訪問介護は1回で20分以上などのルールが決めれられていますので、1日に複数回入るのは難しい場合があります。
また、料金も1回当たりいくらという金額設定ですので回数を数えないと総額が分かりづらいです。
※20分以下の訪問介護サービスもあります。
対して、定期巡回・随時対応型訪問介護は、月額定額制で上記に記載のように1日複数回の定期巡回サービスや随時の対応、24時間の連絡支援が受けられます。
それぞれ、どちらがいいというのではなくご利用者さんの状況で使い分けを行うものですが、定期巡回・随時対応型訪問介護はどちらかというとこれまでに訪問介護が苦手だった点が解消されて24時間を支えるという視点が強化されています。
前回、お伝えした小規模多機能型居宅介護もそうですが、今後はこのように在宅で24時間を支えるサービスが全国で広がっていきます。
これまで訪問介護というと女性が活躍するイメージが強かったのですが、定期巡回・随時対応型訪問介護はどちらかと言うと身体的な介護を行うことが多く、1訪問10分など必要なケアを順次訪問しながら巡回していますので、既に男性スタッフもたくさん活躍しています!!
ご利用者さんのご自宅を回りながら、必要ケアを順次行い、その方の生活を支えていく。
きっと介護の仕事に対する視野も広がり、施設介護とは違ったやりがいが見つかると思います。
因みに、和光会グループでは定期巡回・随時対応型訪問介護で働くスタッフだけに支給する最大で月額30,000円の職務手当を設けています。
ご活躍を期待してます!!
今週は私の憩いの場所の旧寺田ガーデン横のお庭です。
古~い記憶ですが、私が就職したころは職員駐車場だった気がします・・・・時の経つのは早い。
ちょと寂しい写真ですが、春は桜がとても綺麗なので、満開の時に改めて写真を掲載します🌸