災害時の安心のために |和光会グループ介護事業部のブログ ケアプランセンター寺田

居宅介護支援

災害時の安心のために

梅雨のジメジメとした時期が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ケアプランセンター寺田の本梅です。
今日は、水害や災害時の為に役立つ【避難行動要支援者名簿録】についてご紹介します。


きっかけは、当事業所のケアマネジャーが、あるご利用者さんのお宅を訪問した時の言葉です。

「私が今一番心配なことは大雨が降った時のこと。」

最近の気象は局地的な大雨、ゲリラ豪雨・・・と予想外の雨量が一度に降るといった異常事態が続き、ニュースで見聞きすることで不安な気持ちになることがありますよね。

このご利用者さんはおひとりで平屋建ての自宅に住んでおられます。長年ご主人の介護をされ、一緒に過ごした思い入れのある自宅で自立した生活を送っていますが、足腰が弱くなりゆっくりとしか歩くことができません。「大雨が降って避難警告が出たとき、どうしたらよいのか。」というのが心配ごとです。

そこで地域の包括支援センター、民生委員さんへの情報提供と、名簿の登録のお手伝いをさせていただきました。現在岐阜市では大きな地震や、風水害などの災害時に、自力での避難が難しい方用の名簿登録制度があります。目的は地域のみんなで助ける仕組みをつくるためのものです。あくまでの第三者の善意によるもので、災害時の避難を約束するものではありませんが、登録しておくのは一つの選択肢ではあります。

登録をご希望される方は、当事業所のケアマネジャーが訪問した時にお声かけください。手続きのお手伝いをさせていただきます。岐阜市以外にお住まいの方も同じような制度が市町村にございますので、ご相談ください。