2022.09.02
「先生」が何人も!
認知症対応型通所介護 笑来加納(わらくるかのう)の松葉です。
今年の夏は「いつ浴衣を着よう‼」と思っていたら、若手のスタッフが「浴衣を買ったけれど、どうして良か分からない」という話になりました。
持参してくれたので、ご利用者さんと『見て』、『触って』大盛り上がり。
「かわいい柄だね」「いつ着ただろうか」と話がドンドン進んでいきます。
帯がすでに結ばれており「便利になっているね」「どうやって着るの」と人だかり。
「着てみますか」と聞くと、「着たい」「着たいけど恥ずかしい」「どうやって着ていいか分からない」と大騒ぎです。誰が1番に着るのか着ないのか。普段のレクリエーションの時間はそっちのけ 笑
さすが「女性」です。「着せたことがある」「着たことない」と会話が続きます。
私が持ってきた浴衣は、「絞りだね」「高価な物だから大事にしないと」と、繰り返しのお言葉
そして「私、着せる事ができるよ。帯も結べる!」さあ大変。ご利用者さんの見ている前で私は指示を受けて「こっち向いて。後ろ向いて」「これ持って」「裾が長い・短い」あっという間にご利用者さんは『先生』になりました。
さすが、お見事‼
一週間かけて、希望するご利用者さんに順番に着て頂き写真撮影を行いました。 にっこり
お盆が過ぎて「キンカンの花が咲き小さな実が付きました」秋が近づいているなと感じました。