季節の移り変わりと関わり方のこつ |和光会グループ介護事業部のブログ 笑来加納

認知症対応型通所介護(デイサービス)

季節の移り変わりと関わり方のこつ

認知症対応型通所介護 笑来加納の松葉です。    
 12月の初旬は「本当に寒くなるのかなあ」と思えるくらい暖かく感じる日がありました。朝晩冷えるようになったと思ったら一気に寒さが訪れましたね。
 笑来加納では、換気を行いながら、羽根つきエアコンを使用し、ガスファンヒーターやペットボトルにお湯を入れて簡易湯たんぽ、ひざ掛けを使い足元からの冷え対策を行っています。最近の一番人気は簡易湯たんぽです。にっこり笑って何を話しかけてくれるのかと顔を覗くと「これちょっとぬるくなったけど、代えてくれる?」と声を掛けられます。「これも一緒にどうぞ」と温かいお茶を勧め『何月に生まれたの?』『何年生まれ?』と答えやすい質問や年齢の話をすると近くの方も一緒に話に参加され、仕事の話や子供の話に広がることが多く、顔なじみになりやすくなります。
 先日、丙午(ひのえうま)の話をしていたら、『私も午年(うま)やよ。一緒の年やったんやね』と、普段皆さんと話をしない方から話しかけられました。にんまりしてしまいそうになりながら真剣に「同じ年だったかな?」と話していました。まわりから「2まわり違うんじゃない?」「私はへび年」「子供が午だったかもしれない」「若い時は○○だった」と体操が始まるまでの時間を有効に過ごすことが出来ました。笑来加納を利用中、楽しいひと時を過ごして頂けるよう季節のネタを交えた話やレクリエーションを提供していきたいと思っています。
さざんか    菊      グミ