毎年恒例!!席田小学校での認知症キッズサポーター養成講座👴 |和光会グループ介護事業部のブログ ファミリーケア本巣うぐいす庵

小規模多機能型居宅介護

毎年恒例!!席田小学校での認知症キッズサポーター養成講座👴

みなさんこんにちは!
お久しぶりの投稿となります。ファミリーケア本巣うぐいす庵の乙部です。

少し前の話になってしまいますが、今年も本巣市地域包括支援センターさんを通じて席田小学校さんから認知症についての講座の依頼があり行ってきました!!

対象は6年生の生徒50名👦👧
認知症についてあらかじめ自分たちで学習をしている状態でお話をしてきました。
歳をとると体にどんな変化が起こるか?認知症の物忘れと加齢による物忘れの違いなど
少し難しいお話もするのですが毎年集中して話を聞いてくれます📝

途中でクイズも入れながらお話をします。
ではここでクイズです!!

A:昨日夕食に何を食べたのかを忘れた。
B:昨日夕食を食べた事を忘れた。

さてどちらが認知症による物忘れでしょう?

答えは・・・

B:昨日夕食を食べたことを忘れた。 です。

認知症の方の物忘れは夕食を食べたという出来事すべてを忘れてしまいます。
認知症の症状が進行すると30分前に食べた食事の事も忘れてしまいます。

そんな時にどんな声掛けをしてあげるといいか?
実際に道に迷っているおじいさんがいたらどうやって声をかけてあげるか?
という事も職員がおじいさん役になって挑戦してもらいました。
(職員のおじいさんがリアルすぎると好評で今年も同じ職員におじいさんになってもらいました(笑))

子供たちはいろいろ工夫しながら声をかけて道案内をしてくれていました。
どんな声掛けをすると良いかなども伝え、今日学んだことを家族や知り合いにも伝えてもらうように話をすると、『わかりました!!』と元気に返事をしてくれました。

一人でも多くの方が認知症を理解していただき、認知症の方やそのご家族の助けになっていただきたいと思います。

また席田小学校の生徒さんには高齢者疑似体験も先生とお話しし計画中ですのでより理解を深めて地域の高齢者・認知症の方の強い味方になっていただけることを期待しています。