加納西認定こども園では、運動能力や得意不得意に関係なく、仲間や家族と思いきり体を動かし、心から楽しむことで自信を育み、笑顔になれるように、2020年から従来の運動会に変え、「スマイルウェルネス」というイベントを行っています。

今年は11月9日（土）、「みんなで繋がるスマイルウェルネス」をテーマに加納城址公園で開催。園児や保護者だけでなく、地域の皆さんにも参加して頂き、開催しました。

種目については、「自分がワクワクすることで、人もワクワクさせる」ために、自分たちがどんな活動に挑戦したいかを園児たちが主体となり話し合い、決めました。

5歳児クラスでは、地域の伝統文化である「加納ふるさと太鼓」に初挑戦。当日に向け、加納ふるさと太鼓保存会の方々をお招きし練習に励んできました。当日には、多くの観客が見守る中、「園歌」と「元気爆発」を堂々と披露し、力強い和太鼓の音が公園中に響き渡りました。自信に満ちた子どもたちの表情が印象的で、観客からも大きな拍手が送られました。

後日、保存会の方から、園児たちの演奏へのお褒めの言葉と、「今後もぜひ一緒に活動しましょう」とのあたたかいお手紙もいただきました。

さらに、園児のリレーや親同士が対決するリレーも大変見応えがあり、家族が一つになって戦う姿に、会場は笑顔と歓声に包まれました。

「スマイルウェルネス」では、子どもたちが新しいことに挑戦する勇気を持ち、みんなで協力する楽しさを体験し、地域文化に親しむ機会となりました。澄み切った青空の下、自然豊かな加納城址公園で、子どもたちが主体となって創り上げた、笑顔あふれる素晴らしいイベントとなりました。

今後も、さまざまな活動に挑戦する力を養い、豊かな心を育んでいけることを願っています。