2024年12月27日
『第5回小児リハビリテーションセミナー』を開催
12月21日(土)、「運動の不器用さがある子どもの理解と家庭でできる支援」をテーマにオンラインセミナーを開催しました。
講師には、中部学院大学から山田病院リハビリテーション部で指導にあたっている塩津裕康氏、山田病院リハビリテーション部の理学療法士 滝谷佳紀氏・橋添健也氏が登壇しました。
セミナーでは、発達性協調運動障害(DCD)について解説。DCDは学童期の子どもの5~6%が該当する発達障害の一つで、運動能力の低さだけでなく、手先の不器用さから日常生活にも影響が及ぶことがあると説明がありました。
また、お子さまの年齢に応じた具体的な支援方法として、乳幼児期では親子での触れ合い遊びを通じた感覚刺激の重要性が紹介されました。学齢期については、お子さまの興味や好きなことを活かしながら苦手なことに取り組むアプローチ法や、達成段階に応じた褒め方を通じて自己肯定感を育んでいく方法について、実例を交えた説明がありました。
参加者からは、年齢に応じた支援方法についての質問も多く寄せられ、充実した質疑応答の時間となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。